※2026年10月の個人的なゲーム制作の記録です。試作中の一場面を修正した話で、完成したゲームや、第三者による面白さの評価を報告する記事ではありません。
以前、AIで絵は手早く作れるけれど、ゲームの中でどう笑わせるかはまだ悩んでいる、という話を書きました。
その後、実際に動く演出を作ってもらい、見ながら直すところまで進みました。
そこで自分が返したのは、全部ダメだから作り直して、という指示ではありませんでした。前半の動きは良かった。でも、欲しかった表情が足りないし、後半の展開はもう少し減らしてもよさそう。
全体としてはまだ違う。でも、良かったところまで変えてほしいわけではない。
今回は、そこを分けて伝えながら、一場面を直してもらった記録です。
前半は良かった。でも、その後が違った
作っているのは、短いギャグっぽい演出です。
画像を一枚用意するだけでなく、キャラクターが動き、何かが起きて、それに反応するところまでつないでもらっています。
その試作を見て、自分は途中までは良いと思いました。ところが、その後に欲しかった大げさな表情がありません。加えて、後半には、そこまで話を広げなくてもよいのではと思う展開がありました。
場面の具体的な中身は伏せますが、伝えた内容は三つです。
- 前半の動きは良かったので残す。
- 反応の表情が足りないので、そこを足す。
- 後半の余分に感じた展開は外す。
「もっと面白くして」より、自分が見て良いと思った場所と、違うと思った場所を分けた形でした。
最初から、この三項目を仕様書として決めていたわけではありません。動くものを見たから、そこまでは良かった、ここからは違う、と言えたんです。
足すだけでなく、外してよいところもあった
修正というと、何かを追加する方向を考えがちです。
今回も表情は足してほしかった。ただ、それと同時に、後半の展開は減らしてもよいと思いました。
要素が増えれば、その分だけ自分の欲しい演出になるわけではありません。反応を見せたいのに、その先で別のことが起きれば、自分の見たいところとは違う方向へ進んでしまいます。
AIからは、前半を残したうえで、表情用の新しい絵を追加し、不要と伝えた後半を外した、という修正報告が返ってきました。
ここで、自分が全部の絵を描き直したり、動きを手作業で組み直したりしたわけではありません。何を変えたいかは伝えましたが、その修正を形にするところは引き続きAIに頼んでいます。
残す、足す、外す。同じ修正依頼の中に、この三つがありました。
返したのは「これで一旦いこう」だった
その後、自分はこう返しました。
おっけー、これで一旦いこう。
そして、次の場面の試作を頼みました。
この「一旦」は大事だと思っています。作品全体が完成したわけでも、誰が見ても面白いと確認できたわけでもありません。
それでも、その場面についてはひとまず区切って、次へ進む判断をしました。
前の記事では、絵を作ってもらえても、その絵でどう楽しませるかはまだ考えている段階でした。今回は、実際の試作に対して違いを伝え、修正を挟み、一場面をいったん採用するところまで進んだ。
大きな完成報告ではないですが、制作の中ではちゃんと一歩進んだ部分です。
動くものがあると、自分の注文も具体的になった
今回やってみて思ったのは、最初から自分の欲しい演出を全部説明できなくても、試作を見ながらなら言えることが増える、ということです。
何もない状態で、面白い場面を細かく説明するのは難しい。でも、目の前に動くものがあると、途中までは良い、表情が足りない、後半はそこまで要らない、と話せます。
もちろん、こう伝えれば必ずうまく直る、と分かったわけではありません。別の場面なら、作り方から見直す必要もあると思います。
ただ、今回の自分は、全部を否定したいわけではありませんでした。気に入った部分はちゃんとあった。
そこも含めてAIに返すと、修正の話を、場面全体から変えてほしい箇所へ絞れます。
AIに作ってもらったものが、何となく違う。そのとき、足りないところを挙げるだけでなく、良かったところは残してほしい、と伝える。
ゲームの笑わせ方は、今も試行錯誤中です。それでも今回は、悩んでいるだけではなく、実物を見て注文を出し、直してもらって次へ進むところまでできました。
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