・AIを複数使うと便利だけど、使い分けないと逆に散らかる
はじめに──増やしただけでは、あまり楽にならなかった
AIツールが増えてきたこともあって、気づけばChatGPT、Gemini、Claudeを並行して使うようになっていた。最初は「選択肢が多い方が便利そう」くらいの感覚だったと思う。
ただ、しばらく使ってみると、便利になったというより、むしろ少し散らかってきた感じの方が強かった。
同じような相談を別のAIにも投げてみたり、どこで何を話したか分からなくなったりする。
「あの話、前にどこで整理したっけ」が普通に起きる。これが意外と面倒だった。
1つのAIで全部やろうとしても、しっくり来なかった
じゃあ逆に、1つに絞ればいいかというと、それもまた違った。
長い文章を整理したい時と、スマホから雑に投げたい時と、YouTube動画をざっくり把握したい時では、欲しい返し方がかなり違う。
どのAIにも得意・不得意はあるし、UIや使い勝手も地味に差がある。
全部を1つでまかなおうとすると、どこかで「この用途はちょっと違うな」が出てくる。
結局、自分の中では「どれが最強か」より、「何をどれに任せるか」を決める方が大事だった。
今のところの使い分けはこんな感じ
いろいろ試した結果、今はだいたいこんな感じで落ち着いている。
- Gemini pro
YouTube要約や、ざっくりした情報収集に使うことが多い。
特にYouTubeは相性が良くて、動画の内容をとりあえずざっと把握したい時に使いやすい。検索の延長みたいな感覚で触れるのも楽。 - ChatGPT Plus
スマホからの雑な入力、音声メモ、壁打ち、裏取りに使っている。
外出先でパッと投げたい時や、思いついたことをそのまま話したい時に入りやすい。ある程度検索も使えるので、壁打ちの流れで確認まで持っていきやすいのも大きい。 - Claude pro
長文整理、メモの構造化、Obsidianの内容を踏まえた相談に使っている。
自分はObsidianにかなりメモを突っ込んでいるので、そこを前提に整理や相談ができるのが強い。今の運用の中心は、むしろここにある。
最初からこう決めていたわけではなくて、「これはこっちの方がラクだな」を繰り返していたら、だいたいこの形に落ち着いた。
使い分けを決めただけで、少し楽になった
こうやって役割をざっくり分けてからは、「とりあえず何を開くか」で迷う時間が減った。
何かしたいことがあった時に、まず開く先がだいたい決まっているだけで、地味にストレスが減る。
情報も前より散らばりにくくなった。
もちろん、厳密なルールを作っているわけではない。気分で別のAIを使うこともある。
ただ、「基本はこれ」という軸があるだけで、だいぶ扱いやすくなった感覚はある。
おわりに──正解は人それぞれだし、たぶん今後も変わる
ここまで書いておいてなんだけど、この使い分けが誰にでも合うとは思っていない。
使っているツールも、仕事の内容も、AIに求めることも人それぞれ違う。
それに、AIはかなりの速度で変わっていくので、半年後にはまた使い分けが変わっている可能性も普通にある。
だから「これがベスト」と言いたいわけではなくて、あくまで2026年3月時点では自分はこうなっている、という話になる。
ただ、1つだけ感じているのは、AIは増やせばそのまま便利になるわけではなくて、役割を持たせてはじめて使いやすくなる、ということだ。
もし複数のAIを使っていて、「なんか便利なはずなのに散らかるな」と感じているなら、まずは自分なりの使い分けメモをざっくり作ってみると、少し楽になるかもしれない。
関連記事:今の全体的な使い分けは別記事でまとめています。
関連記事:壁打ち相手として見た時のAIごとの違いも書いています。
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