※この記事は2026年9月時点の自分のAI利用を振り返るメモです。現在のClaudeの性能や料金プランを比較したレビューではありません。
ブログの下書きを見返していたら、4月に書いたClaudeのレビューが出てきました。
当時の自分は、Claudeを「強いけれど、使いどころを選ぶAI」として書いていました。長いメモの整理や、Obsidianにためた文脈を踏まえた相談は頼りになる。ただ、利用制限とコストが気になるので、毎日の作業を全部任せる相手にはしにくい。そんな内容です。
書いた時の感覚としては、嘘ではありません。
でも、今その原稿をそのまま公開しようとすると、手が止まります。現在の自分は、Claudeを使っていないからです。
4月の下書きでは、Claudeに役割があった
4月の原稿では、ChatGPTを思いつきを投げる入口、Codexをファイル作業の担当、Claudeを深い整理や相談の担当として並べていました。
この分け方は、当時の自分が実際に使いながら考えたものです。Claudeの整理の仕方が好きだったことも、制限を気にして頼む仕事を選んでいたことも、そのまま残していいと思います。
ただ、原稿には「今のところ、この使い分けが合っている」という書き方もあります。
4月の「今」は、9月の「今」ではありません。日付だけ付け足して公開すると、読者には現在も三つのAIを同じように使っているように見えてしまいます。
変わったのは、モデルの評価だけではなく自分の作業だった
その後、ブログの下書き、Obsidianの整理、ファイルの確認など、日常の作業はCodexを中心に進めるようになりました。Claudeを使っていた頃はコストや制限が気になり、次第に頼む機会が減って、今は使っていません。
だからといって、「Claudeの性能が落ちた」と言いたいわけではありません。今のClaudeと他のAIに同じ仕事を長期間任せ、品質や費用を測った結果でもありません。
変わったと確認できるのは、まず自分の利用状況です。
以前は「ここはClaudeへ頼みたい」と考えていた仕事も、今は別の道具で進めている。この変化を抜いたまま、昔の使用感だけを現在のレビューとして出すのは違う気がしました。
古いレビューは、捨てるより「いつの話か」を残したい
4月の原稿を全部間違いとして消す必要はありません。あの時、なぜClaudeに魅力を感じ、どこで制限を意識したかは、自分のAI運用が変わる前の記録です。
一方で、今からClaudeのレビューを出すなら、少なくとも二つを分けて書く必要があります。
- 当時使って感じたこと
- 今は使っておらず、現行版を比較評価できないこと
この区別ができないなら、古い下書きを無理に完成させるより、当時の記録として残す方が正直です。
今回のように、「使わなくなった」という結果そのものは書けます。ただし、それはClaudeの最新レビューではなく、自分の作業と道具の置き場所が変わった話になります。
AIレビューは、公開する時点でもう一度読み直す
AIの記事は、書いた時点と公開する時点が離れることがあります。特にモデルや料金の話は変化が速いので、古い原稿を開いた時は、数字や機能だけでなく、書いた本人の使い方も確認したいです。
今もそのAIを使っているか。
当時任せていた仕事を、今は誰に任せているか。
実測したことと、当時の印象が混ざっていないか。
ここが変わっていれば、タイトルを少し直すだけでは足りません。記事が答える問いそのものを変える必要があります。
4月の自分は、「Claudeをどこで使うか」を書こうとしていました。
9月の自分が書けるのは、「なぜ使わなくなったのか」と「古いレビューを現在の評価として出さない理由」です。
AIの性能表を更新する前に、自分の実運用を更新する。寝かせていた下書きを見返して、その順番に気づきました。
コメント