※この記事は、2026年8月時点の自分のAI運用メモです。
最近、ブログの関連記事で404が何度か見つかりました。
AIが選んだ関連記事そのものは、内容としてはそこまでおかしくありません。
この記事の次に読むなら、この過去記事が近い。
その判断はできていました。
ところが、記事タイトルやローカルに残していたスラッグ案からURLまで組み立てると、実際にWordPressで公開されたURLと一致しないことがありました。
見た目はそれらしい。
タイトルも合っている。
でも、押すと404になる。
これを直しながら考えたのが、すでに存在する文字列まで、AIにもう一度作らせる必要はないのではないかということです。
AIには、内容を読んで「何を使うか」を選んでもらう。
公開URLや引用文のように、すでに正しい答えが存在するものは、元の場所から取得する。
最近は、この分け方の方が自分の用途では安定すると感じています。
問題は、AIの判断より「存在する文字列を作らせたこと」だった
関連記事の失敗では、AIの判断がすべて間違っていたわけではありません。
どの記事が近いか。
どの記事を先に置くか。
今回の記事と主題が重なりすぎていないか。
こうした判断は、文章の意味や記事同士の関係を見る仕事です。
一方で、公開済み記事のURLは、意味を考えて新しく作るものではありません。
すでにWordPress側に存在しています。
それなのに、自分の運用では、記事を選ぶ作業とURLを作る作業を一続きにしていました。
そのため、内容から記事を選べた後も、AIがタイトルやスラッグ案を手掛かりに、それらしいURLを組み立てる余地が残っていました。
今振り返ると、ここはAIへ注意書きを増やすより、最初から仕事を分けた方がよかったと思います。
関連記事はAIに選んでもらう。
選ばれた記事の公開URLは、WordPressから取得する。
この方が単純です。
「正本」は、正確な答えが置かれている場所
この時に必要になったのが、どこを正しい情報の基準にするかです。
自分の中では「正本」という言葉がしっくりきました。
少し固い言葉ですが、簡単に言えば、最後に戻って答えを確認する元の場所です。
公開URLなら、実際に記事を管理しているWordPress。
引用文なら、保存してある原文。
投稿IDなら、WordPressの投稿データ。
既存ツールの名称なら、現在使っている設計書や用語一覧です。
AIの回答を正本にするのではありません。
AIには正本を探すための候補を選んでもらい、最終的な文字列は正本から取ります。
この区別がないと、AIの回答が自然であるほど、確認せず使いやすくなってしまいます。
引用文でも、すでに同じ分け方を試していた
振り返ると、長い文字起こしから引用候補を作った時にも、似た修正をしていました。
最初は、AIに重要な箇所を選んでもらい、引用文と時刻まで書いてもらっていました。
ところが、内容は近くても、原文と少し違う文章になったり、隣の行の時刻が混ざったりすることがありました。
そこで、AIには使う行番号だけを選んでもらう形へ変えました。
実際の引用文と時刻は、その行番号を使って原文から機械的に取得します。
AIは、どこが重要かを判断する。
プログラムは、指定された場所から正確な文字列を抜き出す。
この運用は実際に試しており、引用文をAIに書き直させるより確認しやすくなりました。
関連記事URLも、同じ考え方で直せます。
AIに記事を選ばせ、実URLはWordPressから取る。
別々の問題に見えていましたが、どちらも「意味の判断」と「存在する文字列の取得」を分ける話でした。
名称については、まだ改善途中にある
内部名称でも、似た問題が起きています。
AIにツールの設計や改修を頼む中で、同じ仕組みへ複数の呼び名が付いていました。
どの名前も、一つひとつ見れば不自然ではありません。
ただ、設計書やテストへ別々の名前が残ると、どれが正式名称なのか分かりにくくなります。
ここでも、AIに命名案を出してもらうことと、正式名称を確定することは別です。
ただし、URLと引用については取得方法を実際に変えていますが、名称管理はまだ改善途中です。
今後は、AIが新しい名前を追加した時に、既存名称の有無と、正式名称として採用するかを確認する工程が必要だと考えています。
すでに採用済みの名称があるなら、そこから取得する。
見つからないなら、AIの案をそのまま正式名称にせず、候補として止める。
この形へ寄せたいと思っています。
正本に見つからない時は、推測で埋めずに止める
今回の考え方で、もう一つ大事なのは、正本に答えが見つからなかった時の扱いです。
AIは、空欄のまま止めるより、文脈から自然な形を補ってくれることがあります。
文章の下書きなら、それが助かる場面もあります。
しかし、URL、引用文、投稿ID、正式名称では、自然に補うことが正解とは限りません。
存在しないURLを推測する。
原文にない言葉で引用を補う。
確認できない名称を正式名称として扱う。
このあたりは、もっともらしさより、見つからなかった事実を残す方が安全です。
そのため、今後のルールは次のようになります。
- 正本から取得できたものだけ使う
- 見つからなければ未確認として止める
- 推測値を使う場合は、確定情報と分ける
- 人間が確認するまで公開物や正式仕様へ入れない
関連記事なら、実URLを確認できなければ、リンクなしのタイトル候補として残す。
引用なら、該当する原文を取得できなければ、引用として使わない。
名称なら、既存の記録にないものは新規候補として人間へ戻す。
「分からない時にどう止まるか」を決めることで、AIのもっともらしい補完を無理に正解として扱わずに済みます。
今は4段階に分けている
今の自分の運用では、正確さが必要な作業を次の4段階で考えています。
- AIが意味を読み、使う候補を選ぶ
- WordPressや原文などの正本から、正確な値を取得する
- プログラムで形式や存在を確認する
- 人間が意味と文脈を確認し、採用を決める
直前に作ったブログのUP版では、AIが関連記事を選んだ後、公開済み記事から実URLを取得しました。
さらに、4本のリンク先が正常に応答することを確認してから、WordPress貼り付け用HTMLへ入れています。
引用文についても、AIが選んだ行番号から原文を取得する形を試しています。
一方、内部名称の確認はまだ改善途中です。
すべてが完成した運用として書くのではなく、実施済みのものと、これから直したいものは分けて残しておきます。
機械確認だけで、意味まで正しくなるわけではない
もちろん、正本から取得すれば全部安心という話でもありません。
リンク先が正常に開いても、本当に関連記事として適切かは別です。
引用文が原文どおりでも、前後を切り落とせば意味が変わることがあります。
既存の正式名称を使っていても、その名前自体が分かりにくい可能性はあります。
正本から取得するのは、文字列を正確にするためです。
その文字列を採用してよいかまでは決めてくれません。
だから最後には、人間が意味を見ます。
AIに意味を読んでもらう。
正本から正確な値を取る。
機械で存在を確認する。
人間が最終的な意味を確認する。
それぞれが別の確認を担当する方が、自分には分かりやすいです。
まとめ
AIに正確さを求める時、指示を細かくすることだけが解決策ではありませんでした。
公開URL、引用文、投稿ID、正式名称のように、すでに正しい答えが存在するものは、AIにもう一度作らせず、元の場所から取得する。
AIには、意味を読み、何を使うか選んでもらう。
正本から正確な値を取得する。
見つからなければ、推測で埋めずに未確認として止める。
最後に、人間が意味と採用可否を確認する。
関連記事の404を直したことから始まりましたが、引用や内部名称まで振り返ると、同じ考え方を使えそうでした。
AIに全部を正確に作らせようとするより、すでに存在するものは、どこから取るかを決めておく。
最近は、この方がAIの得意な判断を使いながら、細かいズレを減らしやすいと感じています。

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